【2024 紗 No.012 】 紗(しゃ)と書いて「うすぎぬ」と読む新作のご紹介です。
一貫してポラライズドの万華鏡を作り続け、オブジェクトのフィルムの特性やクセを知り尽くしたからこそ新たに生み出される万華鏡の数々・・・
着物の薄生地で紗/しゃというものがありますが、覗き続けていくとタイトル通りの「うすぎぬ」が変幻自在に衣を変えていく展開です。
もうこの世界においては誰の追随も許さないのだろうと、ふと思った次第であります。
明かりの向きや強弱、自然光や光源の種類で色のトーンも変わってきます。 ぜひ色々な場所とあかりで覗いてみて下さい。 尚 中の映像は自然光と白色LEDを使用しながら撮影しています。
独特な虹色イメージを創りだす偏光フィルムを使ったチェンバーシステム。
ボディーとなる金属パイプの表面は、時間をかけ幾度もワッシャー加工を施すいぶし銀のような仕上げ。
そして本体中央部には小さく作家のサインが彫られています。
ミラーシステムを駆使した数々のミラーアレンジとサイズのバリエーションは、
合わせ鏡の特性を利用した万華鏡アートの可能性を最大限に引き出しています。
忙しい生活の中で一時の非日常を楽しみ、心を癒す、そんなゆとりのある生活スタイルを万華鏡を通して提案したいというのが作家 細野さんの考えです。
※実際のお色とPC上に表示される色合いは若干異なる場合がありますのでご了承ください。 |