【 ハイぺリオン_宇佐儀娘_a 】
中村あや子作画「宇佐儀娘」のモチーフを大胆に配置した魅力のハイペリオン
あや子さん曰く明治維新のなかった日本を擬人化した宇佐儀(うさぎ)を描いてるとのこと。
確かに私たちの遠い記憶の中にある日本昔ばなしの世界と明治維新は、どこかで大きな乖離が起こっている・・・
実は私も常々、もしも明治維新が無かったら・・・などという妄想癖があったのだ。 宇佐儀娘には大いに日本のあちらこちらで神出鬼没を願ってやまないのである・・・
ボディーの絵は、おもて裏 異なる宇佐儀娘が描かれています。 (本体ガラスの下に宇佐儀娘を印刷した紙が入っています。)
オイルワンドの端を掴み、ねじりながら左右にスライドさせてご覧ください。
江戸切子の赤いガラスを覗いているような愉しい映像展開です。 ※内部の撮影はほぼ自然光で撮りました。
このほか宇佐儀娘_bもございます。中のイメージカラーは真っ赤ではなく、落ち着いた色目になっています。
ハイペリオンについて・・・中村明功氏から・・・
ダン・シモンズという作家のSF小説から取っています。
AIにも予測できない不確実性を持った星ハイペリオンが舞台で、万華鏡の不確実性というか同じ映像が出ないところに親近感を感じ、また小説のいわゆるスペオペらしい浪漫に惹かれてこのタイトルをつけました。
【作家プロフィール】
1994年:駐在先のスイスで万華鏡に出会う
1996年:山見浩司氏に師事
日本経済新聞、TV朝日など雑誌やメディアへの出演・掲載多数
10年以上運営ウェブサイト「1分間の悦楽 万華鏡の世界」を運営、多くの雑誌、メディアで紹介
1997年以後:北澤美出館、目黒雅叙園など多くのグループ展に参加
2000年〜2017年:日本万華鏡大賞展審査員
2004年:個展(東京京橋)
2004年~2017年:横浜そごう「おとなも楽しむ万華鏡」展の世話人
2019年~:万華鏡作家団体AKJ(Art Kaleidoscope Japan)所属(2019‐2022年:事務局長)
2025年:個展(東京日本橋)
※実際のお色とPC上に表示される色合いは若干異なる場合がありますのでご了承ください。 |