桜の季節を目前にして花鳥風月シリーズから、「朧夜桜/おぼろよざくら」見事な桜の万華鏡が届きました。
作家 小野寺慶子さんからの手紙です。
「朧夜桜」
おぼろよざくら
照りもせず 曇りもはてぬ 春の夜の
朧月夜に しくものぞなき
新古今集 春上・大江千里
さやかに照るのでもなく、といって全く曇ってしまうのでもない、 春の夜のおぼろにかすむ月の美しさには及ぶものがない.....
という意味のこの詩のとおり、霞がかった朧月夜は日本の春の風物詩です。
その朧に霞む満月に、仄かに照らされた満開の桜. . . . . .
そんな幽玄で夢の様な情景を、オブシェクトに閉じ込めた春の万華鏡に「朧夜桜」と名付けました。
ローズクオーツ、ペリドットなどの天然石やスワロフスキーに加え、 手作りの擦り硝子や桜色の薄衣が、オイルの中で一期一会の幻想的な桜の舞を繰り広げます。
夏の星空の「星月夜」、雪の結晶の「雪月花」に続き、春の「朧夜桜」. . . .
花鳥風月シリーズの万華鏡で儚くも美しい光の華たちの、夢幻の舞いをお楽しみ頂けましたら幸いです。
※実際のお色とPC上に表示される色合いは若干異なる場合がありますのでご了承ください。 |