「匿匣:市松:十ノ字紋及ビ隅立三重桝紋付キ:彩明カリ取り付キ:濃紺ノ間:色繪白磁絞リ:回文字咲キ」 No.0273
「かくしばこ・いちまつ・じゅうのじもんおよびすみだちさんじゅうますもんつき・いろどりあかりとりつき・のうこんのま・いろえはくじしぼり・かいもんじざき」
本体のデザインである”十ノ字紋”に使われた橙色のガラスは、マーブル模様の色柄を揃えた切り出しを施したパネルデザイン。
名前も複雑ならチェンバーの仕様も複雑で、ここにかなりの労を呈したとのこと。
なにやらカラクリめいていて、オブジェクトひとつをとってもそれらが創るイメージには数種類の展開あり。
また”濃紺ノ間”とありますが、先端正面の青いガラスを透した明かりには、鮮やかな青背景が・・・ 明かりの強弱によって”濃紺ノ間”に変化するのです。
内部の映像は天気の良い日の窓際と屋外の自然光で撮影しました。
代永正樹の匿匣かくしばこシリーズは、万華鏡コレクションにぜひ加えてほしい作品です。
明かりを入れるときの向きや加減、光源の種類などによる色合いの変化を、万華鏡の角度を少しずつ変えながらご覧ください。
ドライチェンバー正面と側面から明かりが入ります。 どうぞ光の当たる角度を変えながらお楽しみください。光の量によってイメージ全体の濃淡も変化します。
屋外の豊かな自然光を受けながらご覧になるのが一番ですが、スタンドなどの明かりがあたるように見ていただいても、色鮮やかなイメージを楽しむことが出来ます。 ※中の映像は自然光で撮影しています。
※実際のお色とPC上に表示される色合いは若干異なる場合がありますのでご了承ください。 |