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BKSレポート 4

22nd Brewster Kaleidoscope Society Convention
22nd Brewster Kaleidoscope Society Convention vol4

 電話やメールで日本と連絡を取りながら慌ただしくコンベンションの4日間は過ぎてゆきました。
私が6才の時、コンベンションに母と行った時の記憶はもう殆どありませんが、その頃と明らかに変わったことは日本人の万華鏡作家が増えたことだと思います。

「それはアメリカのアーティストにとって、とても嬉しいことです。日本が頑張っている今、アメリカももっと盛り上げていかなくてはならない。」 とカラディモス氏は仰っていました。


 私が幼い頃から母が仕事で忙しくしていた為か、昔からよく「お母さんは何のお仕事をしているの?」と聞かれていました。
一言で「万華鏡のお店をやっています。」と言っても、昔ながらに浅草などで売られていそうな筒状に和紙で巻かれた万華鏡しかイメージできない人が殆どでした。

しかし今ではメディアで取り上げられることも多く、それを目にした方々が昔館に直接足を運ばれ、万華鏡教室にも参加していただけるようになり、そうした方々の口コミによって日本でも万華鏡の認知度がかなり高くなったように思います。

それは昔館にとっても、国内外の作家さんたちにとっても、とても嬉しいことです。
今回、日本人作家の方々にもこのように言っていただけて、改めて実感しました。


カラディモス氏にインタビューさせていただいた時、
「私は子どもが楽しむ為の万華鏡を作っているわけではなく、大人が見て触って楽しむ為の万華鏡を作っている。」
と話されていたことがありました。

正直、私が幼い頃は万華鏡にあまり興味が持てませんでした。
【覗くと綺麗だけど、持つと重くて落としたらすぐ壊れちゃいそう。
それに、万華鏡を作り始めたら部屋は大崩壊…(一時期、母も制作していた時期があった為。)】と思っていた記憶があります。

でも不思議と成長していくにつれて、【うわぁ?、綺麗だなぁ?】と昔では考えられなかった気持ちになるようになったのです。

それは大人になっていくにつれて自然と抱えるストレスが癒されている瞬間なのかも…?


何にせよ、自分の好きな時に、好きな場所で、覗くだけで心を豊かにさせてしまう作品を一つ一つ丁寧に毎日作り続ける多くの作家の方々に今回出逢うことができ、それは私にとってとても良い刺激になり経験となりました。


今回のアトランタコンベンション開催にあたって中心となったのは、ボール夫妻とそのご家族と営むKaleidoscopes Shopでした。


お店はコンベンション会場から車で20分ほど郊外に離れた、スーパーやドラッグストアの並ぶショッピングセンターにショップはありました。
今は亡き初代会長コージー・ベーカー氏のコレクションも多く置かれ、みなさん手に取って覗いては買われる方も多くいらっしゃいました。


朝はベーコン、ポテト、サラダにフルーツなどをバッフェスタイルでいただきました。

最後の夜はティクル夫妻によるダンスパーティー。

日本人はシャイだしどうだろう…と思いきや、日本人のみなさんもノリよく踊っていて笑いの絶えないコンベンション最後の夜となりました。

 今年のテーマは“50年代ファッション”。
みなさん《ウエストサイドストーリー》に出てきそうなジーパンにシャツ、スカーフ姿など、女性はプードルスカートをはいていてとても素敵でした。


2012年アトランタ・コンベンションでの“ピープルズ・チョイス・アワード”を受賞した3名です。おめでとうございます!

佐藤元洋さん、スティーブン・グレイさん、イメージスのトム・ダーデンさん


 スティーブン・グレイさんは20年ぶりの万華鏡制作復帰となり、スティーブンさんご自身のパラソルシリーズから進化させた今回の新作「パラソル検廚魯▲錙璽匹悩任眤燭の票と評価が集められました。

 滑らかな触感の木工旋盤の外観に、LED照明が内蔵された明るい内観は傘を横から眺めているようなイメージです。





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 イメージスのジュディス・ポールさんとトム・ダーデンさんの「クリスタル・クエイク」は遊び心に溢れたチェンジャブルスコープです。

 ミラーに重ねた1枚のシートが出し入れ可能で、1つのスコープで2ミラーシステムと3ミラーシステムの両イメージが見ることができる、という斬新なアイディアで注目を集めました。
宝石が散りばめられたような外観デザインをそのままイメージしたようなスコープです。

(昔館の店頭にあるのでぜひ手に取って体験してみて下さい。ひとつの万華鏡で4通りの違ったイメージを楽しめる、とても楽しい万華鏡です。)



 そして日本人として受賞された佐藤元洋さん。佐藤さんご自身初受賞となった新作「風のいたずら」。他の作家さんたちも覗きながらうっとりと「綺麗…」と口々にしていました。風に吹かれる草原をイメージしたようなグリーンとブラウンの色使いにガラスのきめ細やかな繊細さが内部イメージにも感じられます。


レポート:荒木貴紀

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