ナップ夫妻の万華鏡は、1994年のカレイドスコープ昔館開店以来、ずっと日本人のファンを魅了しつづけている。
ランディーは、10年間ガラス工芸のキャリアを積んだが、一方で、自力で木工も学んだ。シェリーも、自力で吹きガラスやバーナーワークの技術を身につけ、ランディーとの共同で万華鏡を創作してきた。この夫婦が万華鏡の世界に最も貢献したのは、初めて黒い背景で横から光りがはいるチャンバーを生み出した。これは現在、非常に魅力的なチャンバーの様式として多くの他のアーティストによって使われている。
シェリーは元々キルトの制作に取り組んでいた。自分の色に対しての深い思いを「Love for Color」と言い、万華鏡制作の源流になっている。